転職を考えるときは、新たな職種にチャレンジしようと思っても通常は年齢と共に難しくなります。
しかしITエンジニアやIT系の仕事をメインにしてきたスキルを持っている人は同業種であれば比較的容易に職種変更や転職が可能です。IT関連企業は様々な形態があります。ソフトウエア・ハードウエア販売・保守、システム開発全般、導入されたシステムの運用、サーバーやネットワークの設計や運用などを請け負うなど多岐に渡っており、ITエンジニアの経験がある場合には次のステップとしてコンサルティング営業、プロジェクト管理や品質管理部門での仕事など今までのスキルの蓄積がメリットになり、経験が生かされる仕事に変更することができます。
他にも部門内のオペレーション業務としてアウトソーシングやフリーのエンジニアの取りまとめを行ったり、トレーニング部門での講師、企画関連の事務職などにも変更が可能です。さらに英語が仕事上で差し支えない程度使えるスキルがあれば日本企業のみならず外資系企業に転職することも容易になります。IT業界は海外に本社がある企業が大変多いので、英語力があると選択範囲がさらに広がります。
特に女性の場合はライフスタイルが変化する可能性が男性よりもありますので、ITエンジニアのように想定外の残業が発生しがちな職種を変えざるを得ない状況になったときに、別の仕事に変更することが比較的容易なのでメリットのある職種です。